EL敗退を乗り越え国内カップ制覇を成し遂げたレヴァークーゼン。決勝弾のジャカが歓喜「再び結果を出した」
DFBポカールを制して国内2冠を達成したレヴァークーゼンのジャカが優勝への喜びを口にした。 【動画】ジャカが強烈な一撃! レヴァークーゼンは25日、DFBポカール(ドイツカップ)の決勝戦で2部のカイザースラウテルンと対戦した。無敗でブンデスリーガを制したものの、ヨーロッパリーグ決勝でアタランタに敗れて公式戦の無敗記録が51試合でストップしたレヴァークーゼンだったが、この試合も攻勢をかけていく。17分には中盤にボールがこぼれると、これにジャカが反応。左足の強烈なシュートがゴール左へと決まり、先制点を奪った。 その後、前半のうちに退場者を出したレヴァークーゼンだったが、最後までこの1点を守り切り、そのまま試合終了。1-0で勝利し、92-93シーズン以来、31年ぶりとなるDFBポカール制覇を成し遂げ、ブンデスリーガに続いて国内二冠を達成した。 試合後、決勝点を挙げたジャカは、「僕にとって初めてのDFBカップ決勝であり、初めてのDFBカップゴールだった」としつつ、優勝への喜びを明かした。 「ここに来るために多くのものをかけてきた。これ以上嬉しいことはない。(EL決勝で敗れた後、)僕たちは再び立ち上がって数を数えなければならなかった。今は一緒に祝うことがたくさんある。負けるたびに、特に決勝戦での負けは痛いが、監督とクラブはもう一度立ち上がるべきだと言った。僕たちはすべてを出し切り、再び結果を出したんだ」 また、2冠を達成したシャビ・アロンソ監督は「クラブ、ファン、監督、そして選手自身のために一人少ない中、よく戦った。最も重要なことは、選手たちの信念だった。彼らは戦う準備ができていたし、それを見事にやり遂げた。本当に誇りに思う。完全に2冠に値するよ」と語り、選手たちを称賛している。