<52年ぶり春・宮崎商>選手紹介/5 /宮崎
◇尽きぬ探究・向上心 西原太一右翼手 2年、久峰、181センチ、78キロ 中軸5番にどっしり構える。昨秋の公式戦は3割8分2厘で2本塁打、10打点。チーム一の13安打を誇る。投手陣の一角も占める。 恵まれた体格と抜群の身体能力に加え、小学生のころから遅い時間まで練習。探究心にあふれ、動画で見た多くのプロ野球選手のプレーを取り入れた。昨秋は県予選前に打撃フォームを変えたが、すぐ結果が出た。なお改良に余念がない。 甲子園では「優勝に一歩でも近づきたい」。尽きない向上心で大舞台に立つ。 ◇ここぞの一打、期待 西村太陽外野手 2年、久峰、178センチ、70キロ 思い切りの良い打撃が持ち味で、守備も堅実。昨秋は代打を中心に、公式戦9試合中7試合に出場。スタメン出場した延岡学園との県予選決勝では、いきなりの6点ビハインドで迎えた一回裏、2点適時打を放ち、鮮やかな逆転につなげた。右方向に打てる打力に磨きをかけ冬を越した。 父は宮崎商野球部OB。「逆転の宮崎商」を体現した勝負強さで、甲子園でも緊迫した場面での起用が予想される。2019年末に亡くした野球好きの祖父に届く活躍を誓う。【塩月由香】 ……………………………………………………………………………………………………… 名前の後は学年、出身中、身長、体重