カード式Suicaの払い戻し手数料、残高は使い切って返却したほうがお得って知ってた?
なお、Suica定期券を払い戻してSuicaもそのまま返却するときは、定期券部分の払い戻し額と残高の合計から手数料を差し引いた金額に、デポジットの500円を加えて返金されます。 また、Suica定期券の定期券部分のみ払い戻してSuicaを返却しない場合は、定期券部分の払い戻し額から手数料220円を差し引いた金額が返金されます。もちろん、手元に残ったSuicaは「My Suica(記名式)」として、残高そのままで引き続き利用可能となっています。
カード式Suicaを払い戻すときの注意点は?
カード式Suicaを払い戻すときの注意点を確認しておきましょう。まず、JR東日本発行のSuicaは、JR東日本以外の駅では払い戻しができません。 次に、「地域連携ICカード」は、定期券部分のみJR東日本のみどりの窓口で払い戻しができます。ICカード自体の払い戻しは、カードを購入した事業者の窓口で行うことになります。 また、JR東日本以外で発行されたモノレールSuica/りんかいSuica/PASMO/Kitaca/TOICA/manaca/ICOCA/PiTaPa/SUGOCA/nimoca/はやかけん/icscaは、JR東日本の窓口では払い戻しができません。 なお、「Suica定期券」および「My Suica(記名式)」の払い戻しには、公的証明書(免許証等)が必要となります。もし、本人以外が手続きをする場合は、記名人本人の委任状のほか、代理人本人の証明書が必要になりますので、ご注意ください。 いかがでしたか? 今回はカード式Suicaを返却するときの手数料について紹介しました。その際、手数料220円はSuicaの残高から引かれることになっており、なぜか残高が0円の場合は実質タダになってしまうんですね。もし、Suicaを返却するときは残高をすべて使い切ってからにしたほうがお得でしょう。 ちなみに、Suicaの残高が50円で110円の商品を購入するときは、不足分を現金で支払えばOKです。
西澤浩一