【動画】6日の天気 - 冬のような天気 朝は冷え込み強まる 北海道は8日(金)ごろにかけて平地でも積雪か(5日19時更新)
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6日(水)は太平洋側で晴れて風が冷たく、日本海側や北日本では冷たい雨が降る、冬のような天気分布となりそうです。朝は前日より冷え込みが強まり、東京都心の最低気温は11℃まで下がるでしょう。なお、北海道の上空には8日(金)ごろにかけて師走並みの強い寒気が流れ込み、平地でも雪が積もる可能性があります。
最低気温は前日よりダウン
6日(水)の朝は、前日5日(火)より冷え込みが強まりそうです。最低気温は札幌や青森は3℃まで下がり、東日本や西日本では15℃を下回る所が多い予想です。東京都心や金沢は11℃と、朝は厚手のコートが欲しいくらいの寒さでしょう。 5日(火)夜は、暖かくしてお休みになった方がよさそうです。
晴れる所も北風は強め
6日(水)は太平洋側と日本海側で天気が分かれる、冬のような天気になるでしょう。西日本から東日本の太平洋側では晴れて、最高気温は20℃前後まで上がる予想です。ただ、冷たい北風はやや強めに吹くため、東京や近畿では「木枯らし1号」の発表があるかもしれません。昼間も上着があると安心です。 日本海側や北日本では冷たい雨が降りそうです。最高気温は仙台で前日より大幅に低い12℃など、昼間も肌寒く感じられるでしょう。
北海道上空に師走並み寒気流入
6日(水)の北海道上空1500メートル付近には、平地でも雪の降る目安となる-6℃以下の強い寒気が流れ込み、札幌でも朝晩を中心に雪が降りそうです。 この強い寒気は8日(金)ごろまで居座り、北海道上空には一時、-10℃以下という師走並みの強い寒気が流れ込む見通しです。そして、平地でも雪を降らす目安の寒気が次第に東北付近まで流れ込む予想です。そのため7日(木)から8日(金)にかけては、青森や盛岡など東北でも初雪の便りが届くかもしれません。
北海道は8日(金)ごろにかけて、平地でも雪が積もるおそれがあります。冬用タイヤの準備ができていない場合は無理な運転はせず、準備ができていても、路面の凍結などにご注意ください。歩行中の転倒や、交通機関の乱れなどにも注意が必要です。 また、北陸や関東の山沿いでも雪が降って積もり、初冠雪の便りが届くかもしれません。こちらも峠道の運転には気をつけた方がよさそうです。 (気象予報士・鈴木悠)