仏製造業PMI、6月改定45.4に低下 需要低迷が生産の重し
[パリ 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた6月のフランスHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.4と、5月の46.4から低下した。 消費財の内需が減少したほか、コスト圧力が強まった。製造業が近く回復するとの期待が後退した。 速報値の45.3からは小幅に上方修正された。 新規受注の急減が生産と購買活動の重しとなった。産出価格の上昇率は15カ月ぶりの高水準。コスト圧力が強まった。 HCOBのエコノミスト、ノルマン・リープケ氏は「先行きに対する自信の度合いが歴史的な平均を下回った。先行指標である仕入れと新規受注が描き出していた悲観的な見方が強まる結果となった」と述べた。