吉原光夫・生田絵梨花ら、ミュージカル「レ・ミゼラブル」全キャスト集結 ミュージカルナンバー披露
【モデルプレス=2024/10/17】俳優の吉原光夫・生田絵梨花らが16日、都内で行われたミュージカル「レ・ミゼラブル」(2024年12月より東京・帝国劇場ほかで上演)の製作発表記者会見に出席。同公演への意気込みを語った。 【写真】生田絵梨花、帝劇で美声響かせる ◆生田絵梨花ら、ミュージカル「レ・ミゼラブル」に意気込み 原作は、フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーが自身の体験を基に、19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に当時の社会情勢や民衆の生活を克明に描いた大河小説。ミュージカルでは、原作の持つ「無知と貧困」「愛と信念」「革命と正義」「誇りと尊厳」といったエッセンスを余すことなく注ぎ込んでいる。 今回、ファンテーヌ役を昆夏美、木下晴香とトリプルキャストで臨む生田は「私はコゼット、エポニーヌに続いて3役目の新しい挑戦をさせていただきます。初めて帝劇に立ったのがコゼットのときでしたので、今回(帝劇)クロージング公演ということで、ファンテーヌとしてしっかりと踏みしめていきたいなと思います」と意気込み、昆は「私はエポニーヌ役でこの作品に出演させていただいていたので、ファンテーヌ役と自己紹介をするのがまだ不思議な気持ちと、なんだか感慨深い気持ちでいます。個人的に1つの作品に違う役で出演することも初めてなので、どんな風なんだろうというワクワク感と、それが大好きな『レ・ミゼラブル』で嬉しいなと思っています。3人で一緒にファンテーヌを作っていけたらなと思います」と挨拶。初出演となる木下は「いつか(『レ・ミゼラブル』に)携われるよう頑張ろうと思っていたので、今回ご縁があってとても嬉しく思います。合格の連絡をいただいたときに、自分ってこんなに『レ・ミゼラブル』の世界で生きてみたかったんだって改めて強く感じました」と目を輝かせ、「ファンテーヌの壮絶な人生に覚悟を持って飛び込んでいきたいと思います。そしてこの作品の時代を現帝劇と地方公演でしっかり生きていけるように精進して参ります」と言葉に力を込めた。 ◆生田絵梨花ら、歌唱披露に緊張 また、同会見では歌唱披露も行われ、生田と木下とともに今回のためにアレンジした『夢やぶれて』を歌唱した感想を聞かれた昆は「私たちの曲の前が(ジャン・バルジャン役の)飯田(洋輔)さんの『独白』で、本当に素晴らしいお歌だったので、この流れを3人で引き継いて『よっしゃー!』っていったんですけど緊張しました(笑)」と笑顔を見せ、「でも3人で歌ったので、とても貴重な経験をさせていただいたなって思いました」とにっこり。生田は「私も緊張したんですけど、今回限りの三重奏ということで、本番に入ってしまうと3人で同じステージに立つことはできないので、私も今日はそれが大事な思い出になりましたし、一緒に緊張を味わって、一緒に終わってハグをし合って、一体感を感じられたので、終わった今は安心感に包まれています」と安堵の表情を浮かべ、「引き続き、3人でお稽古に励みたいと思います」とコメント。木下は「この日のために3人で、時間があれば合わせてっていう日々を過ごして一致団結できて、今日も緊張を分け合って無事に届けることができて嬉しく思います。終わったあとにすぐ3人でハグをして(笑)、そんな緊張の中でしたが、無事に届けられて嬉しいです」と笑顔を見せた。 このほか、同会見には吉原、佐藤隆紀、飯田洋輔、伊礼彼方、小野田龍之介、石井一彰、屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ、三浦宏規、山田健登、中桐聖弥、加藤梨里香、敷村珠夕、水江萌々子、駒田一、斎藤司、六角精児、染谷洸太、森公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな、木内健人、小林唯、岩橋大ら総勢84名のキャストが登壇した。 ミュージカル「レ・ミゼラブル」は、12月の帝劇クロージング公演を皮切りに、2025年3月には大阪・梅田芸術劇場メインホール、4月には福岡・博多座、5月には長野・まつもと市民芸術館、5・6月には北海道・札幌文化芸術劇場hitaru、6月には群馬・高崎芸術劇場にて、日本全国6大都市ツアー公演が日本を駆け巡る。(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】
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