ドルトムント、2試合ぶりの勝利で暫定4位に浮上も…シャヒン監督「守備の仕方には本当に腹が立った」
ドルトムントを率いるヌリ・シャヒン監督が、ザンクト・パウリ戦でのパフォーマンスを厳しく評価した。19日、ドイツメディア『スカイ』が同監督のコメントを伝えている。 ブンデスリーガ第7節が18日に行われ、ドルトムントはホームでザンクト・パウリと対戦。試合は43分にラミ・ベンセバイニの得点でドルトムントが先制したものの、78分にエリック・スミスからゴールを奪われ同点とされてしまう。それでも、83分にセール・ギラシがヘディングを叩き込んで勝ち越し弾を奪取。2-1でドルトムントが勝利を収めた。 ザンクト・パウリ戦での白星により、リーグ戦2試合ぶりの勝利を挙げたドルトムント。勝ち点「3」の積み上げに成功した同クラブは、今季の通算成績を4勝1分2敗としながら暫定4位に浮上した。トップ下で先発したユリアン・ブラントは試合後、「今日は簡単ではなかったしタフだった。だが、勝利は重要だ。重要なのはそれだけだ」とコメント。試合結果に一定の満足感を示した。 しかし、指揮官であるシャヒン監督はチームのパフォーマンスに納得がいかなかった様子。「守備の仕方には本当に腹が立った」と厳しく評価しつつ、「あのようなシーンがあるかないかで、私たちが勝ち点『11』になるか『13』になるかの分かれ目となる」と細部にこだわる姿勢を強調している。また、「セルティック戦(7-1○)やウニオン・ベルリン戦(1-2●)でも、すでにあのような失点をしている。あれは許されない」と指摘。22日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節のレアル・マドリード戦に向け、修正の必要性を口にした。
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