伝統的酒造り ユネスコ無形文化遺産登録に喜びの声
熊本朝日放送
日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録。熊本県内からも喜びの声があがっています。 南米パラグアイで開催されているユネスコ政府間委員会で日本時間の午前4時前、日本酒や焼酎など「伝統的酒造り」が無形文化遺産に登録されることが決定しました。 (千代の園酒造・本田雅晴社長)「長年の夢であったしですね良かったなという気持ちでいっぱいになりましたね」 1896年・明治29年創業の山鹿市の老舗酒蔵「千代の園酒造」。今月に入り、正月用の赤酒の出荷が最盛期を迎えています。 「お酒というのは日本人の営みの中で本当に欠くことができない酒文化なのでですね心から喜ぶべきことだと思っております」 「伝統的酒造り」は日本各地の気候・風土に応じて杜氏や蔵人が築いてきた手作業の技術です。 「人の手に触れたもの自然の中でできたお酒が飲んだときに心を温かくする豊かにする工業製品じゃない良さがどこかにあると思っています」「飲み手の心を本当に豊かにできるような飲んで良かったと喜んでもらえるようなお酒をつくり続けていきたいと思います」 無形文化遺産は伝統的な工芸技術などを保護する制度で日本からは能楽や歌舞伎、和食などが登録されています。