『エイリアン：ロムルス』から最新の予告編が公開 シリーズの原初的な恐怖が蘇る映像に

『エイリアン：ロムルス』から最新の予告編が海外向けに公開された。9月の公開に先立って、ゼノモーフとフェイスハガーの姿がはっきりと確認できる。 「エイリアン：ロムルス」画像・動画ギャラリー 閉鎖的な空間をとらえた2分間の映像では、登場人物と、彼らを狙うクリーチャーの様子を詳細に見ることができる。ストーリーについてはあまり触れられていないが、どこまでも続く暗い通路の映像が中心になっている。以下で予告編をチェックしてみよう。 『エイリアン：ロムルス』では、このシリーズでおなじみの息の詰まるような暗い通路が再び舞台となる。あらすじでは、長年の「エイリアン」ファンが喜ぶような、シリーズの原点に立ち返ると説明されている。 「地球から遠く離れた宇宙──人生の行き場を失った若者たちが、廃墟と化した宇宙ステーションを発見し、一攫千金を夢みて探索を開始する。だが、そこには希望ではなく、逃げ場のない絶望的な恐怖が待っていた」 『エイリアン：ロムルス』は、『ドント・ブリーズ』やリメイク版『死霊のはらわた』で知られるフェデ・アルバレスが監督を務める。ケイリー・スピーニー（『CIVIL WAR（原題）』、『プリシラ』）のほか、イザベラ・メルセド（『マダム・ウェブ』、『トランスフォーマー／最後の騎士王』）、デヴィッド・ジョンソン（『インダストリー』、『ディープ・ステート』）らが出演。今回公開された予告編は、3月に公開されたティーザー映像で見られたシーンをさらに詳しくとらえたものだ。 SFファンが本作を楽しみにする理由はいくつかある。数々のホラー映画を手がけたアルバレスが監督し、シリーズの原点に立ち返ることに加え、フェイスハガーの一部はCGではなく小道具が使用される。また、アルバレスは昨年、オリジナル版を監督したリドリー・スコットから「最高」だとお墨付きをもらったと語っていた。 「心から尊敬する巨匠のリドリーに自分の作った映画、特に『エイリアン』シリーズの作品を観てもらっただけでなく、この作品の好きなところを1時間も語ってもらえたなんて、僕の人生で特に素晴らしい時間でした。なかでも特にうれしかった褒め言葉は、“セリフが素晴らしい。君が書いたの？”という言葉です。“やった！”と思いましたね」 『エイリアン：ロムルス』は2024年9月6日に日本公開。