NHK歴史探偵『宮沢賢治と銀河鉄道の夜』放送 朗読は梶裕貴&鬼頭明里【コメント全文】
歴史の謎や新事実に深くスリリングに切り込むNHK『歴史探偵』(毎週水曜 後10:00)の20日放送では「宮沢賢治と銀河鉄道の夜」を届ける。 【番組カット】「雨ニモマケズ」手帳 代表作の世界をCGで再現も 宮崎駿監督や米津玄師など、現代のアーティストにも多大な影響を与え続ける宮沢賢治。番組では代表作「銀河鉄道の夜」の世界をCGで再現、その物語の魅力を徹底調査する。 見えてきたのは、当時最先端の科学知識を取り込みながら、今に通じる、深いテーマを物語に織り込む賢治の類まれな力。今回そんな賢治の作品を、声優の梶裕貴(宮沢賢治役)と鬼頭明里(妹トシ役)が朗読する。 ■梶裕貴&鬼頭明里コメント全文 【梶裕貴】(宮沢賢治役) 声優という仕事をやらせていただいていて、これまでにも何度も宮沢賢治さんの作品に関わらせていただいたことがあるんですけども、宮沢賢治さんご自身の生涯だったり、その歴史を丁寧にたどっていくとより伝わってくるものがあるなと思いましたし、理解が深まってますます物語を楽しめるんじゃないのかなっていう気がしました。」 「特に妹の存在、それが彼の人生だったり、作品に大きな影響を与えていたんだなというのがすごく印象的でしたし、ここまで彼の強い思いがあって作品として生み出されていたんだなというのが非常に面白かったので、そのあ たり注目してご覧いただけるといいのかなと思います。 【鬼頭明里】(賢治の妹・トシ役) 岩手弁は初めてだったのですが、すごく貴重な機会で楽しかったです。『取ってき て』を『とてちて』と言うなど、語感がカワイイなって思いました。宮沢賢治さんの妹のトシさんのセリフだったのですごく重みがありましたし、さらにその言葉で賢治さんが心を動かされる大事なセリフだったので、トシさんの気持ちや賢治さんがどういう風にその言葉を受け取ったのかということを考えながら読ませていただきました。 宮沢賢治さんの作品は難しいお話が多いのかなと思っていたのですが、現代の若者が読んでもすごく心に刺さるお話だったり「あー分かるなー」というお話だったり、すごく人間らしい所がある人なんだなっていうのを今回改めて思いました。