ドラゴンズ中田翔選手も「びっくりした」 “道路の真ん中をバスが走る”名古屋だけの「バスレーン」 逆送や事故を防ぐには
CBCテレビ
逆走や事故が繰り返されてきた、全国で名古屋にしかない「バスレーン」。 事故を防ごうと、5月24日、警察が取り締まりを行い、2時間で20台以上を検挙しました。 【写真を見る】ドラゴンズ中田翔選手も「びっくりした」 “道路の真ん中をバスが走る”名古屋だけの「バスレーン」 逆送や事故を防ぐには 24日朝、名古屋市千種区で行われた取り締まり。 次々と車が警察に止められていきます。 今回取り締まりが行われたのは「基幹バスレーン」。 道路の真ん中をバスが走る、全国で名古屋だけの珍しい道路です。 ■中田翔選手も「ちょっとびっくり。気を付けて運転しようと思いました」 ドラゴンズの中田翔選手も、去年12月の入団会見で名古屋の街の印象を聞かれ… (ドラゴンズ 中田翔選手) 「驚いたのはバスレーン。バスレーンはちょっとびっくりしました。気をつけて運転しようと思いました」 ■交差点を直進するとバスレーンの対向車線に…逆走や事故も多く 「基幹バスレーン」ができたのは、今から約40年前の1985年。 バスが渋滞に巻き込まれにくくするために設けられました。 一方で、交差点をそのまま直進するとバスレーンの対向車線に入ってしまうことから、逆走する車が相次ぐなど「分かりにくい」との声も上がり、道路がカラー舗装されるなどの対策が取られてきました。 現在、平日朝と夕方の通勤時間帯はバス専用車線となっていますが、3年前には、名古屋市東区でバス専用時間帯にバスレーンを走ったトラックなど、車5台が絡む事故があり、男女10人がけがをしています。 今も、渋滞を避けようとバスレーンを走る車が後を絶たないのが現状です。24日はおよそ2時間の取り締まりで24台が検挙されたということです。 (千種警察署 加藤久幸署長) 「交通ルールはドライバーの命を守るために定められたものでもある。交通ルールを守って安全運転に努めてほしい」 警察は今後も取り締まりを続け、交通事故につながる違反をなくしたいとしています。
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