【イベントレポート】かが屋、“超超低予算”からの映画化「この動画は再生できません」公開に笑顔
昨日9月14日、東京・シネマート新宿で映画「この動画は再生できません THE MOVIE」の公開記念舞台挨拶が行われ、主演のかが屋をはじめキャストの和田雅成、世古口凌、監督の谷口恒平が登壇した。 【画像】「この動画は再生できません THE MOVIE」のワンシーン。(他6件) 同作は、2022年に第1シーズン、2023年に第2シーズンがテレビ神奈川で放送された「この動画は再生できません」シリーズの劇場版。ホラーDVD「本当にあったガチ恐投稿映像」を制作する編集マンの江尻(加賀)とオカルトライター⻤頭(加賀)のもとにさまざまなないわくつきの映像が届き、その裏に隠された秘密を推理していくミステリホラーだ。 賀屋は「ドラマをシーズン1、2とやってきて、超超超低予算の中、映画からやっとちゃんとした照明さんがついてという状況で、カメラマンさんが『照明さんのありがたみを知った』って⾔っていたんですけど、みんなで⼯夫しながら作った作品が、こんなに⼈を集める⼒を持っていたというのがめちゃくちゃうれしい」と思いを吐露。「シーズン1、2、映画って1年ごとにトントンって来てるんですよ。低予算じゃないとそのスピード感は出せなかったんじゃないかな。あと少⼈数だからこそ⼩回りが効きましたね」と「低予算」だったからこそここまで来られたと語った。 専⾨⽤語を含んだセリフを覚えるのが難しかったという加賀は「覚えるとかはないですね」と驚きの発言。「必殺技があって、どうしても難しいセリフがあったときは、僕らってパソコンの画⾯を開いているじゃないですか。(画⾯に)⼩さく台本を出しているんですよ」と明かしてみせる場面も。最後に改めて「超超低予算で、監督が引き受けてくださったからできているんですけど、それが映画になってみなさんにこうやってお会いできていることがうれしい」とコメント。そして「個⼈的なことなんですけど、このビルの隣の隣にあるルノアールで僕はずっと働いていた。シネマート新宿で映画を⾒た⼈がパンフレットを持ってルノアールに来たりしていたので、この作品のパンフレットをみんなで持って⾏ってくれたりしたら『あいつ出世したな』と思ってもらえるので、お願いします」と感慨深げに話した。 映画「この動画は再生できません THE MOVIE」はシネマート新宿ほかで全国公開中。 (c)2024「この動画は再生できませんTHE MOVIE」製作委員会