【DeNA】京田陽太がFA権行使せず残留「チームメートとリーグ優勝の瞬間を」と決意
DeNA京田陽太内野手(30)が13日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することを表明した。「声を掛けてくださった球団でもありますし、今年は日本一になりましたけど、リーグ優勝という目標を達成していないので、このチームメートとリーグ優勝の瞬間を味わいたいと思った」と決意を込めた。 【一覧】セ・リーグFA有資格選手の動向 22年オフに中日からトレード移籍。昨季は前年を大幅に上回る93試合に出場し、今季は101試合でさらに出場数が増加した。シーズン中から球団と残留交渉を重ねた中、DeNAでレギュラー奪取を目指し、リーグ優勝に貢献したい思いで決断した。「周りの評価というより、ベイスターズで野球したいという思いが強かった」と話した。 球団への感謝の思いが大きなウエートを占めた。中日時代の1年目に新人王を獲得。2年目には全試合に出場し、順調にプロの階段を上がったが、6年目は43試合の出場に終わって、砂田とのトレードでDeNAに移籍した。「ベイスターズに拾っていただいて、今があるので、感謝しかないです」と常々、話しており、思いを結果で体現する。