【MLB】タイガースが延長戦を制し3連勝 ロイヤルズ・ウィットは2年連続「30-30」達成 遊撃手で2度は史上初
【タイガース3-1ロイヤルズ】延長10回@カウフマン・スタジアム
日本時間9月18日、タイガースは敵地カウフマン・スタジアムでのロイヤルズ3連戦第2戦を迎え、延長タイブレークに突入する熱戦の末3対1で勝利。総力戦を制して連勝を3に伸ばした。8回からの2イニングを無失点に抑えたタイガース4番手のタイラー・ホールトンは7勝目(1敗)をマークし、5番手のジェイソン・フォーリーが25セーブ目を記録。ロイヤルズ3番手のルーカス・アーセグは6敗目(2勝)を喫している。 【動画】ロイヤルズのボビー・ウィットJr.が盗塁成功で「30‐30」到達 逆転でのプレーオフ進出へ、前日の逆転勝利に続いてこの日もタイガースが執念を見せた。今季11勝の好投手コール・レーガンスを相手に初回こそマット・ビアーリングのタイムリーで先制に成功したものの、なかなか追加点を奪えず、3回裏には同点に追いつかれる難しい展開に。それでも4投手の継投でロイヤルズ打線を9回までこの1点のみに抑えると、タイブレークに突入した10回表にパーカー・メドウズとライリー・グリーンがタイムリーを放って2点の勝ち越しに成功。チーム全体が集中力を発揮し、逆転でのプレーオフ進出に望みをつないでいる。 なお、ロイヤルズはこの試合でボビー・ウィットJr.が初回に盗塁を決めてシーズン30盗塁に到達。30本塁打、49盗塁をマークした昨年に続き「30-30」を達成している。ショートを守りながら同記録を達成した選手はメジャー全体でも過去わずか6人しかおらず、キャリアで2度達成したのはこれが史上初の快挙となった(なお、メッツのフランシスコ・リンドーアも今季あと3盗塁で同記録を達成する)。また、全ポジションに広げてみても2年連続「30‐30」はわずか8人の大記録。24歳の若きスターはどこまで飛躍するのか、今後の活躍にも注目だ。