画像：写真AC

　西日本鉄道（西鉄）は、ウェブサイトで「駅別乗降人員」を公開しています。これは、西鉄グループの各駅について、1日平均の乗降人員を駅別に表したものです。 【画像：ランキング30位～1位を見る】 　今回はそのデータをもとに、西鉄電車の「乗降人員が多い駅」ランキングを紹介します。西鉄電車の駅のうち、乗降人員が多いのはどの駅だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。 （出典元：鉄道事業 | モビリティ事業 | 事業内容 | グループ・企業情報 | 西日本鉄道株式会社）

●第2位：薬院（3万9786人）

　第2位は「薬院」で、1日あたりの平均乗降人員は3万9786人でした。天神大牟田線の始発・西鉄福岡（天神）の隣駅で、福岡市地下鉄七隈線も乗り入れています。普通列車のほか、急行・特急もそれぞれ停車し、また博多駅方面へのバスも発着することから、利便性の高い駅といえるでしょう。 　駅周辺はオフィス街となっているほか、おしゃれなショップやカフェ、ベーカリーなどが集まっています。西鉄福岡（天神）駅から1駅、徒歩圏内でもありながら、ゆったりとした時間が流れているエリアなのではないでしょうか。

●第1位：西鉄福岡（天神）（11万7918人）

　第1位は「西鉄福岡（天神）」で、1日あたりの平均乗降人員は11万7918人でした。福岡市地下鉄空港線・天神駅との乗換駅ともなっています。 　駅周辺には、百貨店やファッションビル、家電量販店といった商業施設が建ち並び、にぎやかなエリアを形成。一方で、1910年に建設された「旧福岡県公会堂貴賓館」や、1909年に竣工した「福岡市赤煉瓦文化館」、天神の地名の由来である神社「水鏡天満宮」など、落ち着いた雰囲気のスポットもあることが特色です。