【ハイライト動画あり】「1000回タックルした感じ」と、リーチ マイケル。ブレイブルーパス東京、宿命のライバルに粘り勝ち
攻め続けながら決めきれない東京SGは、後半24分、ゴール前のラインアウトからモールを組み、交代出場のHO宮崎達也が身 長164cmという低さを生かし、タックルをかいくぐってトライ。BL東京に1トライ追加されたが、30分、PR小林賢太がディフェンスを突破、松島幸太朗がゴールに迫り、江見翔太がトライ。36-22と食い下がる。しかし、ノーサイド直前にCTBイザヤ・プニヴァイのトライで36-27とするも届かなかった。「ブレイブルーパスのフィジカリティはわかっていたけど強かったです」と東京SG田中澄憲監督。しかし、多くの時間でアタックし続けたことには手ごたえをつかんだようだ。
一方、勝ったBL東京のリーチキャプテンは「ディフェンスは自信があります。全選手が体を張りました」とコメント。リーチはこの試合で27タックル、11キャリーと、まさに体を張って先頭に立った。リーチのタックル数を上回ったのは、FL佐々木剛の30回。もう一人のFLシャノン・フリゼルも21回でFW第三列の3人がディフェンス面で軸になった。この試合の結果、BL東京の2位が確定。東京SGの3位か4位かは決まっていないが、3位の場合は、プレーオフ準決勝で再び府中市を本拠地とする両チームが対戦することになる。第16節、BL東京は静岡のヤマハスタジアムで静岡ブルーレヴズと対戦(5月5日)。東京SGは秩父宮ラグビー場でクボタスピアーズ船橋・東京ベイと戦う(5月4日)。
村上 晃一