空港のぬいぐるみ「えっ…アザラシじゃないんだ…」→正体に納得 「もっちりして可愛いですよね!」
アザラシを求めて全国行脚する関西人の「ガッチリカ(@GacchiRika)」さんは、出張のあとに、アザラシのいる「上越市立水族博物館 うみがたり」と「新潟市水族館 マリンピア日本海」に行くために訪れた新潟空港で、素通りできないぬいぐるみを見つけました。 【写真】新潟空港PRキャラクターの正体、予想外でしたね そのぬいぐるみは、アザラシの赤ちゃんみたいな真っ白いモフモフの体に目と鼻と口がついています。「おっ!アザラシかな?可愛いな」と思ったガッチリカさんは撮影をしますが、だんだん「ひょっとして新潟だから…?」と感じて、空港の人に聞いてみました。 「新潟空港にアザラシっぽいキャラがいたけど、お米のキャラとのことでした。」 リプ欄には、アザラシじゃなかったことへの驚きやキャラクターについて教えてくれるコメントが集まりました。 「えっ…(´・ω・`) アザラシじゃないんだ…(´・ω・`)」 「もっちり感があるぬ(*´ω`*)かぁいぃ🎵」 「新潟のまいるくんですね!! 米所なのでもっちりして可愛いですよね!」 「通りでアザラシキャラで検索しても出てこなかった訳だ....。謎が一つ解けました。ありがとうございます」 「お米さんなの?! 可愛すぎて欲しい♪」 「確か好きな食べ物は「パン」だったはず!」 「可愛い。グッズ欲しいぞ」 「やばいめっちゃタイプ」 ガッチリカさんは「あー、やっぱりアザラシじゃなくてお米なんだな!(笑)かわいいけど」と思ったそうです。 こちらのぬいぐるみは、新潟空港PRキャラクターの「米るくん」(まいるくん)と「米ちゃん」(まいちゃん)です。ぬいぐるみだと見た目がアザラシっぽいですが、イラストでは胚芽の部分がちゃんと表現されていてお米だとわかります。米るくんは、お米なのに好きな食べ物は「パン」だし、「人に食べられたくなくて、炊飯器から逃げてきた」末に新潟空港に住み着いているんだとか。 新潟空港ビルディングの担当者さんにお話を聞きました。 ──米るくんは、どのような経緯で生まれたキャラクターなのですか? 当時の空港関係者の中で、新潟空港のPRキャラクターを作ろうということになり、新潟のお米をモチーフに、“米(まい)”、“参る”、空港ならではの航空単位“マイル”の言葉をかけ合わせて「米るくん」と名付けられ、2009年に誕生しました。 ──「参る」もあったのですね。ぬいぐるみがアザラシっぽいと話題になりました。 正直こんなにも反響があったことに驚いています。アザラシっぽいということで、想像の斜め上からの投稿で話題になったので、とても面白いなと思いつつ、投稿者の方には大変感謝しています。このことをきっかけにもっともっと「米るくん」「米ちゃん」を知ってもらいたいですし、たくさんの方々に愛されるキャラクターになってくれたら嬉しいです。 ──ちなみに可愛らしいぬいぐるみが欲しいという方がいらっしゃいましたが、販売は? 展示されているぬいぐるみは非売品のためご購入いただくことはできかねますが、大変ありがたいことに、お客様よりグッズが欲しいというお声もいただいておりますので、今後はグッズ等の販売も検討していきたいと考えております。 ──それは楽しみです。 普段「米るくん」は「米(まい)ちゃん」と一緒に、新潟空港に訪れるお客様のお出迎えをしています。その他には、空港の利用促進に向けた様々なイベントやキャンペーンのPRをお手伝いしてくれていますので、ぜひチェックしていただきたいです。今後は、弊社のSNSなどにも「米るくん」「米ちゃん」が登場していきますので、ぜひお楽しみに! 【新潟空港について】 新潟空港の国内線は、大阪、札幌、名古屋、福岡など主要都市と接続しています。また、今年の1月31日に新潟空港を拠点とする航空会社、「トキエア」が新規就航し、札幌丘珠空港を皮切りに各地へ就航計画中です。 感染症拡大の影響を受け、2020年4月から運休していた国際線は、2023年1月の台湾線就航再開に始まり、中国・上海便、韓国・仁川便、2024年1月15日に中国・ハルビン便が運航再開し、国際線が全線運航再開となりました。 新潟駅から空港へはリムジンバスで約25分、最寄りの高速道路インターチェンジからは約10分と利便性の高い場所に位置しています。また、高速道路を利用いただく事で新潟県内だけでなく県外からも多くの方が国内・海外への旅行・ビジネスに新潟空港を利用されています。 また昨年の12月には、3階に「米(まい)まいテラス」という多目的スペースがオープンしました。飛行機の離発着を眺めたり、テラス内の冷凍自販機ではANA機内食も販売中で、機内食を食べながら旅気分も味わえます。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)
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