能登半島地震で集団避難した中学生119人 避難先を出て故郷に戻る
能登半島地震で石川県輪島市から集団避難していた中学生が、22日午後、白山市の避難先をあとにしました。白山ろく少年自然の家では、51人がバスに乗り込み輪島市に向け出発しました。 【写真を見る】能登半島地震で集団避難した中学生119人 避難先を出て故郷に戻る 白山市内では、今年1月、2か所の施設に輪島市内の中学生258人が入所しました。その後、途中で退所する中学生もいて、22日まで過ごしたのは119人で、職員は「バイバイ、また来てね」と声をかけながら見送っていました。これで、輪島市の中学生の集団避難は終わりました。 輪島市教育委員会・小川正 教育長「生徒や保護者には大変な判断を迫ることになった。やむをえないと思いながらも苦渋の判断をさせてしまったことは、保護者にお詫び申し上げたい」 輪島市に戻った生徒たちは、新学期からはもとの学校で授業を受ける予定です。
北陸放送