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　漫画「ドラゴンボール」などで知られる漫画家・鳥山明さんが1日、急性硬膜下血腫のため亡くなったことが8日、同作のオフィシャルサイトなどを通じて発表された。68歳だった。 【画像】ハリウッドで実写化もされた「ドラゴンボール」 　愛知県出身の鳥山さんは、1978年に「週刊少年ジャンプ」（集英社）にて「ワンダー・アイランド」でデビュー。数本の短編を経て1980年に発表した「Dr.スランプ」がアニメ化もされるなどブレイク。人気テレビゲームソフト「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザイン・モンスターデザインを手がけるなど、多数のメディアを通じてファンに愛された。

　なかでも1984年にスタートした「ドラゴンボール」は世界中で大ヒットとなり、2022年に公開された映画最新作『ドラゴンボール超　スーパーヒーロー』は全米ボックスオフィスで首位デビューを飾る快挙を達成するなど、現在に至るまで絶大な支持を集めている。

　株式会社バード・スタジオと株式会社カプセルコーポレーション・トーキョーの声明によると、葬儀は近親者のみにて執り行われた。「静謐を望む本人の意向により、ご弔問・ご香典・ご供物・ご献花その他はご辞退申し上げます」としており、お別れの会などの開催については未定だという。公式サイトに掲載された報告は以下の通り。（編集部・入倉功一）

ファン、関係者の皆さまへ

突然のご報告になりますが、 漫画家・鳥山明は2024年3月1日、急性硬膜下血腫により永眠しました。68歳でした。

熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、 まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません。

ただ、故人は漫画家としていくつもの作品を後世に残して参りました。 多くの世界中の方々に支持していただき、45年以上にわたる創作活動を続けることができました。

これからも鳥山明唯一無二の作品世界が、末長く皆様に愛され続けることを切に願います。

生前のご厚誼に深く感謝し、ここに謹んでお知らせいたします。