<2020センバツ交流試合>センバツ交流試合 「勝って校歌を」昨夏V・履正社ナインが意気込み
8月10日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開かれる「2020年甲子園高校野球交流試合」に出場する昨夏の甲子園優勝校・履正社(大阪)の選手らが25日、取材に応じ、交流試合などへの意気込みを語った。 野球部は、大阪府など7都府県を対象に緊急事態宣言が発令された4月7日以降、活動中止となったが、6月16日から全体練習を再開した。今後は練習試合を重ね、7月18日に開幕する府の独自大会と甲子園での交流試合に臨む。 岡田龍生監督は登録選手について、府の独自大会は3年生、交流試合は今春のセンバツの登録選手で臨む意向を明かし「府の大会は優勝し、交流試合では勝って校歌を歌いたい」と目標を掲げた。主将の関本勇輔(3年)は「いろんな方の協力があって試合ができる機会をもらった。感謝の気持ちを持って全力でプレーしたい」と意気込んだ。 この日、日本野球機構(NPB)と日本高校野球連盟の主催でプロ志望の高校生を対象とした合同練習会を開催することが発表された。元阪神の賢太郎氏を父に持ち、プロ志望の関本は「見てもらえる機会があるのなら参加したい」と意欲を示した。【安田光高】