【地方競馬】ギガキングが得意の船橋で重賞7勝目!
「第27回京成盃グランドマイラーズ・S2」(7日、船橋) 好位を進んだ1番人気のギガキングが直線で力強く抜け出し、3馬身差で重賞7勝目をゲット。2番人気のナニハサテオキが、早め先頭から粘り込みを狙ったアランバローズ(4番人気)をゴール寸前で頭差かわして2着。上位2頭に「かしわ記念・Jpn1」(5月1日・船橋)への優先出走権が与えられた。 【写真】さすが得意の船橋、3馬身差で圧勝 “船橋のキング”に久々のマイル戦も全く問題なかった。フォーヴィスムの逃げをベストリーガード、アランバローズが追いかける展開。その直後につけたギガキングには展開も有利に働いた。 「外枠もあって、ギガキングのポジションで競馬ができたし、ペースも流れてくれました。直線もしっかりと伸びてくれましたね」と主戦の和田譲は満面の笑み。自身にとっても今年の重賞初Vを喜んだ。 ここまで未勝利の川崎(3戦)、大井(7戦)コースに対し、地元・船橋コースは14戦11勝となり、タイトルも5つに伸ばした。稲益貴師は「調子も良かったけど、ホントに船橋は走りますね。マイルも合います」と満足そう。かしわ記念への優先出走権もゲット。「何度やってもJRA勢は強いけど、船橋のキングとして挑戦します」ときっぱり。充実著しい6歳馬が、大きな仕事を果たす予感がしてきた。