選べない二択! ポルシェ「マカン」とアウディ「Q6」、ベストサイズな新型電気SUV、あなたはどっち?
ドイツでは今年下半期から納車が開始されるというから、もう間もなく始まる。今のところ日本の発売時期は未定。 ちなみにドイツでの販売価格はマカン4が 8万4100 ユーロ(原稿執筆時で約1422万円)、マカンターボが 11万4600 ユーロ(同、約1938万円)からだとアナウンスされている。
アウディらしい“先進”を備えたプレミアムな「Q6 e-tron」
一方のアウディ「Q6 e-tron」。その名が示すように、同社が現在リリースしているBEVのSUV 、「Q8 e-tron」と「Q4 e-tron」の間に位置する。 現在発表されているQ6 e-tronのラインナップは、ハイパフォーマンスモデルの「SQ6 e-tron」と、標準モデルの4WDである「Q6 e-tron クワトロ」、そして最も長い距離を走れる「Q6 e-tronパフォーマンス」の3つ。
ハイパフォーマンスのSQ6 e-tronは前後にモーターを搭載し、4輪を駆動させる。最高出力は380kW(約517ps)で、最大航続距離は598km。 Q6 e-tronクワトロも2つのモーターを搭載する4WDだ。最高出力は285kW(約387 ps)で、最大航続距離は625km。Q6 e-tronパフォーマンスはひとつのモーターで後輪を駆動させ、最高出力240kW(約326 ps)で、最大航続距離は641kmとなる。
エクステリアデザインは既に登場しているQ8やQ4と同系譜だが、目(ヘッドライト)がよりシャープになった。 リアライトはほぼ同じように見えるが、実は0.01秒で表示を切り替えられる芸達者なリアライトになっていて、例えば後方車に前方の危険を伝える際は警告の三角マークを点灯させたりすることもできる。
インテリアでは、ディスプレイがドライバーを取り囲むように備わる点が、Q8やQ4とは大きく異なる。 助手席の前にもディスプレイを備えることができるが、こちらは運転中のドライバーからは見えない角度になっていて、助手席に座った人はドライバーの注意をそらすことなく、好きな動画を楽しめる。