『アメスパ2』から10年…悪役ライノが『クレイヴン・ザ・ハンター』で再実写化、新ビジュアル公開
ソニー・ピクチャーズ製作のマーベル映画『クレイヴン・ザ・ハンター』(12月13日日米同時公開)から、悪役ライノと重要人物カリプソの新ビジュアルが公開された。 【画像】ソニーのマーベル映画初のR指定キャラ!クレイヴン・ザ・ハンター 主人公クレイヴン・ザ・ハンター(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、原作コミックにおいてスパイダーマンの宿敵として描かれていた人物。幼少期に巨大なライオンに襲われたことで、百獣の王のパワーを体に宿す最強のハンターとなったクレイヴンは、金もうけのために動物を殺める人間たちを狩りの対象にするようになる。実写映画では、クレイヴンがいかにしてその力を得て、最強のハンターとなったのかが描かれる。
クレイヴンの敵として登場するライノは、全身が硬い皮膚に覆われ、サイのような力を持つ巨大な怪物。映画『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)で一度実写化されており、本作で約10年ぶりにスクリーン復帰を果たす。“裏社会の殺戮者”と呼ばれ権力を持つクレイヴンの父親ニコライ・クラヴィノフ(ラッセル・クロウ)と因縁を持ち、その座を狙ってクラヴィノフ家の人間を狙って策略を巡らせる。変身後のビジュアルも、原作コミックにより忠実な姿となっている。
ライノことアレクセイ・シツェビッチを演じるのは、本作の監督であるJ・C・チャンダーが手がけた『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』(2014)などに出演したアレッサンドロ・ニヴォラ。自身が演じるアレクセイについて「根本的に何かが欠落している人間であり、自信を持てない不安定さによって行動に駆り立てられ、思い上がりによって自滅することになる」と語っており、「アレクセイについて監督が気に入っていたのは、自分に欠けているものを科学の力で補完しようとしているキャラクターだ、ということ。しかし、結局そのせいで彼は以前よりもっと苦しむことになります。自分の身体的特徴に囚われてそこから抜け出すことができない人物で、それがこのキャラクターのエッセンスだと思います」とキャラクターについて深掘りした。