元BTS事務所チーム長、グッズ販売詐欺で有罪判決
人気韓国グループ「BTS」のグッズ販売事業へうその投資話を持ちかけ、計5億7600万ウォン(約6400万円)をだまし取ったとして、特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺罪で起訴されたBTSの所属事務所「ビッグヒットミュージック」の元チーム長の被告に対し、光州地裁は20日、懲役2年、執行猶予3年の判決を言い渡した。同日、聯合ニュースが報じた。 警察などによると、被告はソウルの本社でBTSメンバーのグッズ販売事業が行われるかのようにみせかけ、計17回にわたり詐欺行為を行った。 被告は「メンバーが軍隊に行く前にソロ活動をするが、ファンに配るグッズに対する投資を受け付けている」「お金を貸してくれれば元金と収益金を支払う」と言い、被害者をだました。だました金は自身の債務の返済にあてたという。 地裁は「有名な芸能事務所のチーム長という肩書を利用して巨額をだまし取った罪は重いが、被害者に被害額より多い約6億ウォンを返済したことを考慮して刑の執行を猶予する」と説明した。
テレビ朝日