海外メディアはW杯4強ならずも日本の健闘を絶賛「その戦いをノートに残すべき」「やってのけたことは称賛される」
ラグビー大国、ニュージーランドのメディア「スタッフ」は、「ブレイブ・ブロッサムズのW杯の戦いから教訓を得るべき」と今大会の日本の戦いを絶賛した。 「日本が南アフリカ戦の試合終了後にファンに頭を下げて別れを告げたとき、すべてのラグビーファンに何かを考えさせる機会をもたらした。ラグビー界は、それをノートに取るべきだ。日本は、2015年のW杯のように(南アフリカ相手に)面白いラグビーをプレーして勝ちたかったのだろう。体の大きな選手に対して、競い合いを望めないと理解し、ボールを生かし続け、スピードあるプレーで試合に臨むことに専念した。そういうプレーを見るのは素晴らしいことだった。人々をラグビーに関わらせたいと思わせるものだった」と、日本の戦術、戦略を評価した。 また別記事では「日本は試合には敗れたがファンと選手は感情を高ぶらせていた。試合後、チームはフィールドで円をつくり、顔に涙が流れる中、肩を組んだ。キャプテンのリーチ・マイケルが、その真ん中に立ち、激励の言葉をかけ、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチはコーチ席から選手たちのもとへ向かった。耳が聞こえなくなるほどの観客からの声援によって感動的な瞬間となった」と、敗れた日本の姿を感動的に描写した。 海外メディアは最後まで今大会の日本の戦いぶりを讃えた。