中国政府、エネルギー重点分野での大規模な設備更新を促進
【東方新報】中国国家発展改革委員会と国家エネルギー局は21日、『エネルギー重点分野における大規模設備更新実施計画』を発表した。この計画では、エネルギーの重点分野における大規模な設備更新と技術改造を推進し、新しいエネルギーシステムの構築を支援するとともに、カーボンピークおよびカーボンニュートラルの目標達成を支援することを目的としている。 計画では、2027年までに中国のエネルギー重点分野における設備投資規模が2023年に比べて25パーセント以上増加し、石炭火力発電設備の省エネ改造、熱供給改造および柔軟性改造の「三改連動」を重点的に推進し、送配電、風力発電、太陽光発電、水力発電などの分野で設備の更新と技術改造を実現することを提案している。 この計画では、次の7つの重点任務が提示されている。火力発電設備の更新と技術改造の推進、送配電設備の更新と技術改造の推進、風力発電設備の更新とリサイクルの推進、太陽光発電設備の更新とリサイクルの推進、水力発電設備の更新改造の着実な推進、クリーン暖房設備の更新改造の推進、そして標準の向上による設備の更新と技術改造の促進である。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。