愛子さま「休日」を満喫! サーモンピンクのスカートでスマホを片手に、青春の学習院キャンパスで「女子トーク」
4月から新社会人となった天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが14日、東京・目白の学習院大学に姿を見せた。卒業して約1か月。毎年のように足を運んできた「オール学習院の集い」で、友人たちとの休日を過ごされたようだ。 【写真】愛子さまの本振袖に見えた天皇家「菊紋」はこちら * * * 汗ばむほどの陽気となった14日、緑が豊かに茂る学習院大の目白キャンパスに、お友だちとおしゃべりを楽しむ愛子さまの姿があった。 卒業式から1か月。思い出の詰まったキャンパスに、愛子さまの淡いサーモンピンクのロング丈のスカートが軽やかに揺れる。 学習院大ではこの日、在校生だけでなく卒業生も集まる「オール学習院の集い」が開催されていた。6月並みに気温も上がり、顔を赤くする参加者も見られた。 愛子さまは、4月に日本赤十字社に就職し、社会人となったばかり。成年皇族として公務との両立生活もスタートした。 この日の午前中は、髪をひとつにまとめ、涼しげな水色のツーピースを着用して、皇居の東御苑を訪問。ユネスコの無形文化遺産にも登録されている宮内庁楽部の「雅楽」をおひとりで鑑賞した。愛子さまは眼鏡をかけて舞の細かな所作を確認し、楽部の技術指導員に熱心に質問するなどしていた。 そして午後から訪れた「オール学習院の集い」では装いを一転。レース素材の紺のトップスとロングスカートをさわやかになびかせる。新生活での疲れも見せずにときおりスマホを手にして、キャンパス内をお友だちと楽しげに歩きまわった。
■愛子さまを見ようと「出待ち」する人たちも 「愛子さまがいらっしゃる」という情報は、すぐにキャンパスに広まったようだ。 愛子さまをひと目みようと、「入り待ち」「出待ち」をする参加者が校門付近から離れなかったため、警備の職員が「これからイベントは、ありません」と拡声器で呼びかけるほどだ。 すれ違った参加者は、愛子さまの様子をこう振り返る。 「愛子さまは聞き上手なようですね。お友だちの話に『そう、そう。そうだよね』と相づちを打ちながら、お話を盛り上げてニコニコ、ときには大笑いなさっていました」 愛子さまの姿を見つけた学習院のOBやOGらは、「キャンパスに帰ってきてくださってうれしい」と温かい表情で見守っていた。 キャンパスに「帰ってきた」愛子さまは、「オール学習院の集い」のたびに足を運んできた、公益財団法人アイメイト協会による盲導犬の体験コーナーへ。盲導犬のリードを手に持ち、目隠しをした状態でコーナーを一周した。 そして、福島県いわき市にある環境水族館「アクアマリンふくしま」の移動水族館のコーナーや合気道部の試合などを見て回ったようだった。 「オール学習院の集い」は午後4時ごろに終了したが、愛子さまが帰途についたのは1時間後の5時ごろ。馴染み深いキャンパスで、気の置けないお友だちとの休日になったようだ。 (AERA dot.編集部・永井貴子)
永井貴子