「もし不可能なら夏まで待つことになる」 シティは冬の移籍市場でギマランイスとスビメンディを獲得する予定はないと英紙報道
夏以上に冬の市場は難しい
プレミアリーグ第17節でアストン・ヴィラに敗れ、6位に後退したマンチェスター・シティ。今季好調のアストン・ヴィラに攻守両面で圧倒されてしまい、終盤にフィル・フォーデンのゴールで1点を返すのがやっとの状態だった。 この厳しい状況を脱するためには、冬の移籍市場での大型補強が必要になるが、基本的にこれまでのシティは冬の移籍市場でほとんど動かないチームとして知られている。唯一の例外は17-18シーズンだ。アスレティック・ビルバオから5700万ポンドでアイメリック・ラポルトを獲得している。 『Manchester Evening News』では指揮官であるペップ・グアルディオラ監督が、冬のマーケットで動かない理由を語っている。 「(大型補強を行うことは)そう簡単ではない。チームは選手を売らないんだ。彼らは売りたくないし、(そこで獲得しようとすると)選手の移籍金は高くなりすぎる」 「(冬の移籍市場で動いたのは)7年前のラポルトくらいかな。でも今季は特別だ」 「何が可能かどうか、見極める必要がある。もし不可能なら夏まで待つことになる。シーズンをどう終えるか、選手たちがどうプレイするか。休暇が短いことを承知で話し合い、見極めるつもりだ」 シティは過去の例からわかるように選手の価値以上の金額を支払うことを嫌うクラブだ。そのため夏以上に必要な移籍金が跳ね上がる冬の移籍市場は、彼らのポリシーからすると動かないのは当然だが、今季は状況が状況だけに動くしかない。 しかし、今冬の移籍市場で獲得が有力視されているニューカッスルのブルーノ・ギマランイスとレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディを獲得する予定は現時点でないと同メディアは報じている。
構成/ザ・ワールド編集部