聖光学院初戦へ闘志 明治神宮野球開会式 東洋大姫路(兵庫)と対戦
20日に開幕する第55回記念明治神宮野球大会の開会式は19日、東京都の明治神宮会館で行われた。高校の部に東北地区代表として7年ぶりに出場する聖光学院の選手が出席し、初戦に向けて士気を高めた。聖光学院は20日午前8時30分から、神宮球場で行う1回戦で近畿地区代表の東洋大姫路(兵庫)と対戦する。 高校の部に10校、大学の部に11校が出場する。式に先立ち、出場全選手が明治神宮を参拝し、神前で全力プレーを誓った。両部門の優勝旗を返還し、代表者が選手宣誓した。 竹内啓汰主将は「明治神宮に参拝し、東北代表として簡単には負けられないと覚悟が決まった。初戦の相手は力はあるが、自分たちの持ち味であるチーム力で勝負していきたい」と気持ちを高ぶらせた。 斎藤智也監督は東洋大姫路の主戦・阪下漣について「回転数が多く、空振りの取れる直球を投げるすごくいい投手。攻略するのは大変かもしれないが、3点は取りたい」と分析。「投手陣、守備で踏ん張ってロースコアの展開に持ち込み、神宮大会での学校初勝利を挙げたい」と展望を描いた。