農業を就職の選択肢の1つに 経営学ぶ学生らが“就農”ツアーに参加
チバテレ(千葉テレビ放送)
若者に農業に対する関心を高めてもらい、就職の選択肢の一つにしてほしいと、千葉県香取市で11月13日、経営やマーケティングを学ぶ大学生を対象にした就農ツアーが開かれました。 会場となった香取市の「芝山農園」は、農作業に限らず野菜の加工・販売までを総合的に扱っている農業法人で、県内で経営などを学ぶ大学生ら12人が訪れ、海外に輸出する予定のサツマイモの貯蔵庫などを見学しました。 そして、法人の篠塚代表から、家族経営だった農家を法人化した経緯や、サツマイモを安定して供給するための販売戦略について説明を受けると、学生たちはこれまでとは違った農業のイメージに刺激を受けた様子で、熱心にメモを取っていました。 一方、県内では農家の数が年々減少傾向にあり、ツアーに参加した大学2年の奥村梓沙さんは、「農業は新しい形に進化していると思った。大学で学んでいるマーケティングの知識を生かせるので、就職の選択肢の一つになりそうだ」と話していました。
チバテレ(千葉テレビ放送)