「サッカーA代表目指す」湘南ベルマーレU-18・葛西(青森・藤崎町出身)が抱負
青森県藤崎町出身で、サッカーU-16(16歳以下)日本代表として昨年のアジア大会予選などに出場したFW葛西夢吹=みぶき=(16)=湘南ベルマーレU-18=が3日、弘前市の東奥日報社弘前支社を訪れ、今後の抱負を述べた。葛西はA代表でプレーすることを最終目標に掲げ「まずはプロになれるよう、一歩一歩大事に進んでいきたい」と意気込みを語った。 葛西は藤崎中2年時、U-15日本代表に初めて選ばれた。2023年4月から湘南で武者修行をしつつ、代表常連メンバーとして海外遠征で経験を積んできた。身長177センチ体重72キロのがっちりとした体格を生かしたゴール前の強さが持ち味。昨年はU17アジアカップ予選(カタール)で全3試合中2試合に出場し、代表公式戦初ゴールを含む計2得点をするなど、順調に成長を続ける。 サッカーを始めたのは藤崎小1年時。テレビで見た日本代表の姿に憧れ地元の少年サッカーチームに入団し、週5日、厳しい練習を続けた。同4年時にリベロ津軽SC(弘前市)に移籍。同6年時に出場した県大会の決勝で2ゴールを決めたことを思い出に挙げ「きつい練習の分、結果が付いてくることを小学校で知ることができた」と振り返る。 2月の海外遠征で結果を残し、4月にサウジアラビアで開かれるアジア大会に出場することを直近の目標に掲げる。「FWとしてもっと点が取れないといけない。代表に継続的に選ばれるため、体を使ったプレーを磨いていきたい」と話した。