若槻千夏、教師と時間外対応で激論 “モンペ発言”と批判で謝罪
若槻コメントは感情先走りか インスタで謝罪と真意説明
「時間の限られた番組で、コメンテーターにはどうしてもわかりやすい発言が求められます。それにともない、ネット世論もどうしても賛否が極端に分かれがち。若槻も教師の対応に『気持ちはわかりますが、別に減らせばいいところがあるのでは』『子どもの話になって熱くなってしまった』など、何が何でも全面的に教師の意見を否定したいわけではないようです。ただ、各ジャンルで働き方改革が問われる昨今、子どもかわいさの感情が先走って発言内容が時代に合っていない面があったのと、バラエティーではなく選挙特番ということもあって炎上したのでしょう。いずれにしても番組を観て議論が起きるのであれば、コメンテーターとしての役割は果たせたとも言えるのでは」と話すのは、スポーツ紙の40代男性記者。 この事態を受け若槻は22日朝、自身のインスタグラムに謝罪コメントを発表。 「この度は、自分の発言により、先生や先生に関わる方々、また視聴者の皆様に大変不快な思いをさせてしまう内容に至ってしまいました。軽はずみな発言を反省しています」と詫び、真意について「先生の負担を増やしたい」「先生に過重労働をして欲しい」「先生に自分の子供の責任をおしつける」という意味ではまったくない、と説明。 「毎日ご一緒する先生方のとの繋がりが、子供達や保護者にとっての安心のよりどころになっている事もあり、そこをきっぱり割り切ってしまわれるというお話に対して、一個人として、悲しさを覚えてしまったのは事実です。ただ、このような発言が、過重労働で大変な思いをされている先生方の心や身体の負担に繋がり、そのようなプレッシャーから先生になりたい方が減少してしまうという日本の『教師』という職業の現実問題と大変さを改めて痛感しました」と発言時の心情を吐露し、「教師」という職業の現状の労働環境をしっかり理解し、その負担をどうすれば減らせるのか自らも意識して考えていこうと思ったという。 選挙特番から生じた学校に関する議論は、まだまだ収まりそうにない。 (文・志和浩司)