MVP候補リンドア「デコピンのスパイクを尊敬する。クールだよ」ライバル大谷翔平に敬意
メッツのフランシスコ・リンドア内野手（30）が、ドジャース大谷翔平投手（30）の“常に自分を律する姿勢”にリスペクトを示した。 【写真】デコピンのスパイク 打撃と持ち前の人柄でチームのリーダー的ポジションに立つリンドアは、この日の前日会見で大谷から「チームを引っ張っていると思いますし、それだけ素晴らしい選手ですし、会えば笑顔であいさつして、素晴らしいグッドガイですし、僕も好きな選手の1人」と称賛された。このコメントの感想求められると、開口一番に「彼の（デコピンの）スパイクを尊敬する。クールだよ」と会場の笑いを誘い、続けて以下のように答えた。「常に自分自身でいる姿を尊敬している。初日から大きな重圧を背負い、多くの視線とカメラに囲まれる中、自分を大きく見せようとせず、道を踏み外さなかった。私からしてみれば、これはとっても素晴らしいこと。彼はどんな場面でも素晴らしい仕事をしてきた。正しい方法でプレーしていて、私はそれを尊敬している。チームメートであろうとなかろうと、彼は仲間をリスペクトしているように感じるし、彼がメジャーに来て活躍する様子を見るのは楽しい」と、大谷の姿勢を絶賛した。 リンドアは今季打率2割7分4厘、33本塁打、91打点、29盗塁、OPS・844をマーク。大谷とともにナ・リーグのMVP候補に挙がる。ポストシーズンではフィリーズとの地区シリーズ第4戦で逆転グランドスラム、前日のリーグ優勝決定シリーズ第2戦ではドジャースの連続無失点イニングを止める先頭打者弾を放つなど、印象的なパフォーマンスを見せている。
