NEC、研究者が持つ知見を生かして顧客の技術活用を支援する「NEC先端技術コンサルティングサービス」
日本電気株式会社(以下、NEC)は22日、NECの研究者が持つ最先端かつ専門性の高い技術知見を生かし、顧客の高度な技術活用とDXを支援する「先端技術コンサルティングサービス」を、同日より提供開始したと発表した。 「先端技術コンサルティングサービス」は、NECの技術者が持つ、生成AIやAIコンピューティング、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)、AIセキュリティなど、最先端の技術知見とノウハウを、さまざまな事業領域の顧客へ提供するもの。課題の真因分析・注力する投資領域の発見のための動向調査や技術戦略策定、課題解決のための技術導入支援、将来のコアコンピタンスとなる技術・知財の創出支援まで、幅広い対応が可能とした。 具体的には、3種類のサービスを用意した。 1つ目の「先端技術アドバイザリーサービス」では、先端技術の動向調査に向け、知見提供とレクチャーを実施する「技術トレンド講義」、技術ビジョンや戦略策定に向け、調査やアドバイスを実施する「技術ビジョン・戦略策定支援」といったメニューが提供可能。 2つ目の「先端技術導入支援サービス」では、先端技術導入検討のためのコンセプト検証、簡易的な実証実験を実施し、NECの技術やオープンソースを用いて検証とレポートを作成する「技術導入支援」、NECの技術やオープンソースを用いて、企業が自由に検証するためのシステム構築と初期検証を実施する「検証環境構築」や、企業内に構築した先端技術利用環境の使い方を、利用者に伴走してOJTトレーニングを実施する「技術利用トレーニング」――の3つを提供する。 また3つ目の「技術・知財創出支援サービス」では、企業の研究開発活動にNECの研究者が伴走し、技術や知財創出の一部を支援する「支援」と、企業の技術と知財創出を請け負う「請負」を提供するとのこと。 価格は個別見積もりだが、目安として、1カ月あたり500万円からとなる。なおNECでは、2025年に50券の販売を目標としている。
クラウド Watch,石井 一志