ブライトン三笘 年内最終戦はドロー 中2日過密日程で途中出場も同点弾に絡む活躍
◇イングランド・プレミアリーグ第19節 ブライトン2ー2アストンビラ(2024年12月30日 バーミンガム) ブライトンの日本代表MF三笘薫(27)が30日、年内最終戦となる敵地アストンビラ戦で1ー2とリードを許した後半13分から途中出場。攻撃を活性化し、同36分には同点ゴールに絡んで2ー2の引き分けに貢献。3戦連続のドローで7試合連続勝利なし(5分け2敗)となったが、チームに勝ち点1をもたらした。 年末年始にかけても過密日程が続くブライトンは三笘が前節ブレントフォード戦(△0ー0)から中2日ということもありベンチスタート。スタメンから外れるのはリーグ19試合目にして10月19日のニューカッスル戦(○1ー0)以来、今季2度目となった。 試合は三笘に代わって左サイドのアタッカーとして先発起用されたFWアディングラが前半12分に先制ゴール。DFダンクの前線へのロングボールに走り込んだFWジョアンペドロと相手DFが競り合い、その“こぼれ球”をFWアディングラが拾ってそのまま豪快に右足一閃。豪快なシュートをネットに突き刺した。 だが前半36分に失点。VARにより自陣エリア内でFWジョアンペドロのクリアが相手の足に接触したとして判定され、PKを献上。これをこの日29歳の誕生日を迎えた相手FWワトキンスに決められ1ー1と追いつかれた。さらに後半2分、FWワトキンスの絶妙パスからMFロジャーズに逆転ゴールを許してしまった。 劣勢の展開が続くなかヒュルツェラー監督は後半13分に3枚替えを決断。FWアディングラ、FWグルダ、MFエンシソに代えてMF三笘、FWミンテ、FWリュテールが投入された。 すると三笘が攻撃を活性化。同17分、強引なドリブル突破から左CKを獲得。同22分には中盤でのボール奪取からFWジョアンペドロへのスルーパスで好機を演出。そして同36分、左サイドでボールを受けると中央の味方へ正確なパス。これをFWジョアンペドロが足で落とすと、走り込んだDFランプティが右足で強烈なシュートを叩き込み同点。敵地での勝ち点1獲得に貢献した。 ブライトンは勝ち点1を拾ったものの、3戦連続のドローで7試合連続勝利なし(5分け2敗)。年明け初戦となる1月5日には本拠でのアーセナル戦が控えている。