寒波の影響で水道管が凍結し破損する恐れ すぐできる対策とは【高知】
RKC高知放送
寒波の影響で高知県内各地で1月9日の夜から11日にかけて気温が0度を大きく下回る見込み。 水道管が凍結し破損する恐れがあり、注意が必要です。 高知市上下水道局ですぐにできる対策を聞きました。 高知市針木にある高知市上下水道局は、9日の夜から11日にかけて高知市でも最低気温が氷点下と予想されていることから、水道管破損への注意と対策を呼び掛けています。 対策1つ目は、水道を屋内1か所、屋外1か所流しっぱなしにすること。 水道を流しっぱなしにすると凍らないそうです。 対策2つ目は、水道管と蛇口を保護すること。 水道管と蛇口をなるべく厚いタオルなどで保護することがポイントです。 また、ホームセンターなどで購入できる市販の保温材も有効だそうです。 次に、水道管が凍結し、水が出ない場合の注意点です。 ■高知市上下水道局 「メーターボックスの中にある止水栓を閉めておく。水道管が破損していても水浸しになることや水道料金の増加を防ぐことができる。帰宅時に止水栓を開けて、水が出て破損による漏水なければそのまま使用できる」 止水栓にはいくつか種類があり、メーターボックスの中に栓があるタイプや専用の工具をつかって閉めるタイプがあり、蛇口から水が出ず、しばらく外出する場合は止水栓を閉めておくことがポイントです。 高知市上下水道局によりますと、ここ数年で寒波により水道管が多く破裂したのは2021年1月8日から10日までの3日間で394件。 2023年1月25日から26日までの2日間で256件に上りました。 高知市では上下水道局管路管理課のホームページでも詳しい対策について紹介し、水道管の凍結に注意を呼び掛けています。