秋季近畿高校野球 神戸学院大付、智弁和歌山に完敗 センバツ絶望的
来春の選抜高校野球大会につながる秋季近畿地区高校野球大会第４日は２６日、神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で１回戦があり、３年ぶりに出場した神院大付（兵庫２位）は智弁和歌山（和歌山１位）に０－５で敗れてベスト８進出を逃し、２０１６年に創部してから初の選抜出場は絶望的な状況となった。 【写真】４回裏智弁和歌山１死、智弁和歌山に２点目を許して肩を落とす神院大付の浅中 神院大付は左腕の浅中が先発。一回に失策の後に適時打を許して先制点を許すと、四回もスクイズ（記録は内野安打）や捕手のけん制悪送球から２点を与え、五、七回も失点した。兵庫県大会の５試合で計３失策と堅さを見せていた守備が、この日は５失策と乱れ、打線も６安打止まりで三塁すら踏めなかった。 近畿大会には２府４県の府県大会を突破した１６校が出場し、決勝は１１月３日に行われる。戦績は来年３月開幕の選抜大会の出場校選考において重要な資料となる。近畿地区の一般選考枠は６。 兵庫勢では、唯一１回戦を突破した東洋大姫路（兵庫１位）が２７日の準々決勝で、大院大高（大阪３位）とベスト４を懸けて対戦する。
