野党同士一騎打ちの激戦「長崎3区補選」!告示日前情勢調査の結果は?
維新の支持層はどこまで増えるか 自民支持層と無党派層の動きは?
さらに、情勢調査の数字の背景を読み解いていきます。 維新が長崎県の総支部を立ち上げたのが2022年。2023年統一地方選では、長崎、大村で3人の市議が誕生しました。その後離党の流れなどがあったものの、着実に支持は広がっていると見られます。 MC鈴木「維新にとっては支持基盤がないところからスタートしていますが、今回自民党がいないのでチャンスという見方もできますね」 そして無党派層は。 情勢としては、まだ態度保留が5割あるので、MC陣の見解は「まだわからない状況」と一致します。 中山は、支持政党を持たない無党派層は、各候補の動きを見てから自身の投票行動を決めるため、態度を決めるまでに時間がかかると解説します。 中山「後半戦になってみないと、難しいというかわからない部分ではあります」 そのほかの視点から、分析が続きます。 岸田内閣を支持する層の中で集計すると、維新井上氏が3割弱、立民山田氏2割強。それでも半数以上が態度を決めていないとのこと。 中山「ただし、山田氏は内閣不支持層の半数をすでに固めているという状況です」 選挙区内の地域別は、井上氏は、区割り変更後の新3区となる平戸市(有権者数24,460人)を地盤としますが、現状の選挙区内では、どの地域でも山田氏にリードを許しています。 MC鈴木「現状は山田さんがリードしているけれど、どのくらい井上さんが巻き返せるか」 両陣営とも、すでに現地へ党幹部を投入しているとのこと。終盤に向けて総力を上げて戦ってくることが予想されます。