「君とゆきて咲く~新選組青春録~」松永新之丞役の杢代和人と南無之介役の羽谷勝太へインタビュー
テレビ朝日ほかで放送中のシン・時代劇「君とゆきて咲く~新選組青春録~」(水曜深夜0:15 ※一部地域を除く)。“漫画の神様” 手塚治虫の隠れた名作漫画「新選組」を前田拳太郎&奥智哉のダブル主演で実写ドラマ化。幕末を駆け抜けた新選組隊士たちの姿をエモーショナルに描く新たな時代劇。 山南敬助(永田崇人)という精神的支柱を失った新選組で、彼の死は隊士それぞれに大きな影を落とし、山南を追い込んだ副長・土方歳三(阪本奨悟)をはじめとする幹部の動揺も激しく、新選組の士気は明らかに低下していた。そんな中、街を警備する深草丘十郎(奥)は坂本龍馬と出会い、1冊の本を渡される。一方、丘十郎を守るため仲間のはずの長州藩士を斬った鎌切大作(前田)。そして、新選組を辞めることを打ち明け、1人で出ていく決意をした松永新之丞(杢代)と最後まで新之丞と共に歩むことを誓うが拒絶されてしまう南無之介(羽谷)の行く末は…。
連れ戻されれば切腹という決まりの中、新選組を辞める決意をした新之丞を演じる杢代さんと、新之丞から拒絶されてしまった南無之介を演じる羽谷さんに作品の感想やお互いの印象について聞いた。
――作品についての印象を教えてください。 羽谷 「時代劇と聞いても硬過ぎず、誰もが見やすい入り口になっていると思います。でも、見てみるとしっかり時代劇としての作品性もあり、それでいて、隊士同士の友情にフォーカスを当てて、現代人が見ても感情移入しやすく、この隊士を応援したいと思えるとても繊細に描かれた友情物語、青春物語になっていると感じました」 杢代 「僕は登場人物一人一人の個性を生かした脚本が描かれているなと感じています。読んでいるうちにいろんな登場人物の魅力に気付ける作品です。でも、新選組隊士が生きた時代の戦いや争いを奇麗に描かず、葛藤や悲しみを描いているのが見てくださる方々の心が動くと思いました」