AKB48 18期研究生工藤華純「オーディションに合格して嬉しかったんですけど、お母さんには『行かないで』って泣かれちゃいました」【連載 なんで令和にAKB48?】
――すてきな兄妹ですね。そして、高校では新聞部。今まで何もしてなかったのにどうして? 工藤 高1の担任が新聞部の顧問で、「入らない?」すっごい勧誘してきてたんですよ。何か活動が面白そうだったので、「じゃあ入ります」って。 ――新聞部って部員がどれくらいいるんですか? 工藤 ウチはすごいいましたね。100人ぐらいとか。顧問の先生がめっちゃ勧誘していて、幽霊部員でもいいからみたいな感じで。 ――工藤さんは何の担当とか。 工藤 普通に取材班でした。メモとカメラと腕章を持って、体育祭とか文化祭みたいな行事を取材するんですよ。生徒に「今日どうでしたか?」とか、「何を頑張りましたか?」みたいなことを聞いて、それをメモして。でもなぐり書きなんで、後で見たら何を書いたかわからないんです(苦笑)。頑張って思い出しながら記事にして、その新聞が教室や廊下に貼り出されたり。 ――新聞部って大会とかあるんですか? 工藤 全国大会に出たことあります。文化系の部活が集まる総文祭っていうのがあって、毎年色んな地方で開催されるんですけど、その地方で何か聞いたり、1年間の活動を新聞にしたりするんですよ。そこで優秀賞をいただきました。 ――記事を書くには国語とかがちゃんとできなきゃだと思うのですが、勉強はどうだったんですか? 工藤 割とできた方でした。小、中はすっごい成績が良くて、学年で1桁を争うレベルだったんですけど、高校はちょっと落ちぶれちゃって、真ん中よりちょっと上ぐらい。 ――すごかったんですね。 工藤 通知表はオール5を目指していました。でもスポーツができなくて、体育だけは3でした。7メートルぐらいしか泳げないですし、100メートル走も次のグループが出発するぐらいにゴールとか、本当にダメでしたね。 ――でも3だったら、まあまあじゃないの? 工藤 2とか1はほぼ誰も取らないんですよ。筆記テストは完璧だったので、それで3にしてもらっていました。 ――やっぱり勉強好きだったんですか? 工藤 嫌いでした。でも何事も真剣にやるタイプで。勉強もだし、生徒会とかも任されたら全部ちゃんとやるっていうのが自分の中であって、真摯に取り組んでいましたね。 ■『野菜シスターズ』を聞いて野菜が食べられるようになりました ――AKB48との出会いを聞きたいのですが。 工藤 幼稚園の頃にお遊技会とかで、『ヘビーローテーション』とか、『会いたかった』を踊ったりしていました。 ――AKB48は好きだったんですか? 工藤 大好きでした。すごいキラキラしていて憧れてました。5歳のときに『野菜シスターズ』って曲を知って、それで野菜を食べられるようになったんです。嫌いなものでも好きに変えちゃう女のコってすごい魅力的だなって、幼いながらに思って。それからアイドルになりたいって思うようになりました。CDも恋チュンとかヘビロテを。お小遣いを貯めて、ショッピングモールにあるCD屋さんで1枚だけ買って、大事に聞いてました。 ――推しメンはいたんですか?工藤 大島優子さんが1番好きでした。笑顔が大好きで、見ていると幸せになれるし、パフォーマンスは迫力があって、オーラもあるし。あとはトークも、ありのままって感じですごい面白くて、本当に憧れでした。
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