西武はドラフト1位指名を公表せず 今季は打撃不振で最下位 広池副本部長「今年の順位を考えると私たちには大事な一歩になる」
西武は23日、東京都内で編成会議を開き、ドラフト1位指名の選手は公表しなかった。広池浩司球団本部副本部長兼編成統括が取材に対応して「選手は決めたが、公表はしない」と話した。 ■柴田獅子、中村優斗…有力選手の詳細情報満載！【ドラフト候補一覧】 打撃不振で最下位に沈んだ今季のチーム事情を考えると、即戦力の打者の指名が濃厚だが、「4、5人の中から1人に決めたが、野手か投手かも公表しない。（スカウトら）全員で合意した選手なので明日になっても変更はない」と説明した。 ドラフト会議のテーブルには広池副本部長のほか、奥村剛球団社長、西口文也監督ら6人がつく予定。競合した場合のくじ引きについて、広池副本部長は「今の段階で考えていない。6人全員に可能性がある」とした。さらに「今年の順位を考えると私たちには大事な一歩になる。良い選手を取り、いい成果が得られるようにしっかりやっていきたい」と話した。
西日本新聞社
