30年ぶりに[カプチーノ]復活へ!! 1.3Lターボ搭載で[FRオープンスポーツ]開発中!? 価格は300万円か
今から26年前、1998年10月に販売を終了したスズキ カプチーノだが、ここにきて復活の噂が広がっている。最近ベストカーでも立て続けにお知らせしている名車復活のスクープにまた一台加わるというわけだ。トヨタ+ダイハツ+スズキの共同開発プランが着実に進んでいるという、カプチーノ復活の内容に迫る!! 【画像ギャラリー】4つのルーフの再来もある!?純ガソリンターボで復活確実のスズキ カプチーノの予想CG(10枚) ※本稿は2024年5月のものです 文・予想CG:ベストカー編集部/写真:スズキ 初出:『ベストカー』2024年6月26日号
■名車復活がとまらない!今度はカプチーノだ!
点と点を繋げていけば線になるが、まさにそんなスクープ情報が最近、編集部に連続して入ってきている。一つひとつも重要だが、それを繋いで線にすると、さらに壮大な姿が見えてくるという情報。松本清張か! 最初の点となる情報はGRスターレットだった。トヨタがパッソ/ブーンに代わるコンパクトカーを開発しており、そのクルマで「スターレット」の名前が復活する。登場は2026年が有力。 そのスターレットをベースにWRCラリー4のベース車となるコンパクトスポーツも同時に開発しており、それがGRスターレット。直3、1.3Lターボエンジンを搭載し、駆動方式は4WDではなくFFとなる、というものだ。 この1.3LターボはGRヤリス、GRカローラに採用されている1.6Lターボのダウンサイズ版で、150ps/22.5kgm前後のスペックが予想される。 問題はこのターボエンジンで、GRスターレットのみに使うのは効率が悪い。コンパクトスポーツというクルマの性格上、価格も抑え気味にする必要があるとなれば、一車種だけに使う専用エンジンは考えにくいのだ。 そこで浮上してきた「2つ目の点」がトヨタS-FRである。この1.3Lターボエンジンを搭載するコンパクトなFRスポーツで、現代版トヨタスポーツ800。S-FRは2015年の東京モーターショーに出展しながら計画が頓挫していたクルマだが、ここにきて開発プランが復活したという情報が入ったのだ。 そして、「3つ目の点」は2023年秋のジャパンモビリティショーに出展していたダイハツのビジョンコペンだ。1.3Lエンジンを搭載するFRスポーツというコンセプトでS-FRとも合致する。つまり、トヨタ S-FRとダイハツ ビジョンコペンは中身が同じクルマである可能性が高いのだ。 話は少し変わるが、ベストカーは2021年12月26日号でトヨタ、ダイハツ、スズキが共同でコンパクトスポーツカーを開発するというスクープ情報を掲載している。最新情報ではその計画は今なお確かに続いていて、実は、これが「4つ目の点」になるのだ。 つまり、スズキもこの1.3L+FRスポーツの共同開発に加わっているということで、この4つの点が繋がって、今回のスクープになるというわけだ。ダイハツがコペンなら、スズキはカプチーノなのである。 「点」の話が多すぎて、わかりにくかったかもしれない。申し訳ない。でも、安心してほしい。ここまでの話が理解できなかったとしても問題ない。背景はどうでもよくて、「カプチーノが復活する可能性が高い」ということだけわかってもらえればいいのだ。