琉球、逆転負けで連覇決められず 岸本隆一「ゲームに長く出てる人間の責任」TOから23失点でリズム狂う
◆プロバスケットボール男子 ▽Bリーグ 日本生命チャンピオンシップ(CS)決勝 第2戦 琉球63―72広島 (26日、横浜アリーナ) 史上初の西地区同士の決勝は2戦先勝方式の第2戦が行われ、前回王者の琉球は、初優勝を狙う広島に63―72で連勝ならず。この日で、史上2チーム目の連覇は決められなかった。 一方の広島は、後がない崖っぷちから、執念の白星。1勝1敗のタイとなり、勝負は28日の最終第3戦へと持ち越された。 琉球は第3クオーター(Q)序盤に最大11点のリードを奪うも、その後、広島に逆転を許して敗戦。3ポイント(3P)成功率は29・4%(34本中11本)と低調で、ターンオーバーから23失点した。 桶谷大監督は「23点をターンオーバーから取られている。修正することが重要。このチームは、自分たちの弱み消して強みを出せたら強い。40分間やり通す。(第3戦へ)マインドセットさせていきたい」と語った。 また、岸本隆一は「第4Q、ターンオーバーから連続で失点して、それに伴って(自分たちの)オフェンスが重たくなった。1本1本のシュートが重くなる状態を立て直しきれなかった。ゲームに長く出てる人間の責任かなと思う。今日は悔しい気持ちはあると思うが、火曜日必ずより激しく戦いたい」と切り替えた。 第1戦は琉球が3ポイント(3P)を15本沈め、今村佳太が最多15得点、岸本隆一が14得点をマーク。74―62で先勝していた。
報知新聞社