買い物難民である高齢者などを支援しようと、郵便局と商業施設、自治体の3者が連携したサービスが山辺町で始まりました。 イオン東北と日本郵便、山辺町が連携して行うこのサービス。 イオンが地域住民からインターネット注文を受けると、日本郵便がその商品を輸送し住民たちの最寄りの施設へ届ける仕組みです。 今回は山辺町の作谷沢地域の住民が対象で、およそ2カ月間、サービスの利用料を無料にして試験的に行われます。 交通弱者である高齢者の支援をはじめ、日本郵便がほかの配達物と一緒に商品を運ぶことで、輸送コストの削減も期待されます。 【日本郵便　事業共創部　阿部巨仁　係長】「皆さんが（受取先拠点の山辺町役場）作谷沢支所にいらっしゃって簡単なコミュニティでもいいのでお菓子の交換などその場で井戸端会議が始まるような光景ができればと思う。」 サービスの本格導入は住民の意見などを踏まえて検討するとしていて、導入されれば東北では初めてとなります。