折っても自然に開く投票用紙、実際に折って試してみた
二つに折っても投票箱の中で自然と開く投票用紙。株式会社ムサシの「テラック投票用紙」です。2012年の衆議院選で全47都道府県で採用された実績があります。しかし、投票所で実際に試してみることは難しいもの。そこで、実際に折っても開くのか、試してみました。 【動画】機械で投票用紙を振り分け 様変わりの開票作業 テラック投票用紙は、選挙用ポスターなどにも使われる「ユポ紙」を、ムサシ社が独自に改良した特殊な樹脂フィルムです。見た感じや書き心地は普通の紙と同じ。違うのは、水濡れに強く、折り目を付けても自然と開くこと。 この投票用紙を二つ折りにしてみたところ、手を離したとたんに元通りになりました。あまりに簡単に開くので、四つ折りにしてみましたが、またもや元通りに。 なるほど、これなら開票時間が大幅に短縮できるというわけですね。ちなみに使用済みの投票用紙は、粉砕されていろんな製品にリサイクルされるのだそうです。