「基本的な感染症対策を」全国で学級閉鎖増2日で4倍に インフル猛威“薬不足”深刻
ただ、いま、はやっているのは、インフルエンザだけではありません。新型コロナにリンゴ病など、似たような症状が出る感染症はほかにもあります。処方される薬もかぶってきます。 子どもの薬をもらいに来た人 「(Q.薬がないと言われたり聞いたりは?)この間、この子の保湿剤がないから『次の日とか、来週取りに来て』と言われた。それは薬不足ってことなんですかね」 子どもの薬をもらいに来た人 「(Q.薬はもらえて当たり前?)処方せんを出せば、絶対もらえるって感じはする」 「(Q.年末、連休も控えてますが?)もっと風邪ひきやすくなるので、薬をもらえないとなると心配」 遠山薬局薬剤師・遠山伊吹さん 「せき止めの『メジコン』という薬で、風邪、インフルエンザ、新型コロナ、マイコプラズマ肺炎などに使う薬。いま8錠しかない。通常1人分で42錠なので、1人分にも満たない状況。冬のシーズンだと、2000錠くらい在庫しておくべき薬」 この『メジコン』という薬は、2週間、入荷がなく、処方があると別の薬に変えてもらっているそうです。 年末年始や、これからのピークを控え、私たちができることはないのでしょうか。 遠山薬局薬剤師・遠山伊吹さん 「これだけインフルエンザや肺炎がはやっているので、基本的なことだが、感染症対策をして予防に努めること。万が一に備え、市販薬でも、せき止めは出ているので、せき止めや解熱剤は少し手元に持っておくことも必要」
テレビ朝日