「欠陥のある状態で焼却炉を引き渡した」仙台市が南蒲生浄化センター火災めぐり東京の2業者を提訴へ
2022年2月、仙台市の南蒲生浄化センターで起きた焼却炉の火災をめぐり市が、整備を担当した東京の2つの事業者に対し、欠陥のある状態で焼却炉を引き渡したとして76億円あまりの損害賠償を求める訴えを起こすことが分かりました。 これは、21日の仙台市議会常任委員会で報告されたものです。宮城野区の南蒲生浄化センターでは2022年2月、4号汚泥焼却炉で火災が発生しました。焼却灰などが溶けて固まり肥大化した「クリンカ」が、重油の噴射口を覆い局所的に燃焼して高温になったことが原因とみられています。4号焼却炉は現在も運転をストップしています。 仙台市は、整備に携わった日本下水道事業団と三機工業に対し、安全確保の機能が備わっていないなど欠陥のある状態で焼却炉を引き渡したとしておよそ76億2500万円の損害賠償を求める訴えを12月に起こすとしています。 市は「これまで事業者側と責任の所在や損失の負担割合について交渉を重ねたがまとまらず、提訴に踏み切ることにした」と説明しています。
東北放送
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