杉野遥亮、反町隆史との共演に「演技を間近で勉強できるのが本当に楽しみ」<オクラ>
反町隆史と杉野遥亮がW主演を務めるドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系 ※初回は9:00-10:09/FODにて配信)。本作は、世代の異なる刑事がバディを組み、実質“お蔵入り”状態で風化寸前の未解決事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント。このたび、反町と杉野にインタビューを実施し、自身の役柄についてや、刑事ドラマの極意などについて語ってもらった。 【写真】パフェを食べる反町隆史“飛鷹” ■性格も世代も違う凸凹バディが事件解決に挑む ――人情味あふれる昭和刑事・飛鷹千寿を反町隆史、クールな令和刑事・不破利己を杉野遥亮が演じる。 反町:世代こそ違いますが、迷宮入りの事件に対してどこか面白おかしく、時には真剣に事件に向き合う姿を見せたいです。 杉野:物語の2人は、性格も世代も異なるので最初こそよそよそしいですが、回を重ねるにつれて関係値がどんどん変わってくるはず。その過程を自分の中で丁寧に演じていきたいです。 反町:一見バラバラの2人ですが、事件が未解決のまま放置されて、野放しになっていることに対しては、互いに許せないと思っていて。その“ここは譲れない”という部分や、事件解決という目指す方向が一緒なところを大事に演じていきたいです。言い合いはしますが、刑事として大切にしている部分は同じなので、いい仲間になっていけたらと思っています。 ■反町隆史「何かいい男たちだなと思ってもらえたら」 ――未解決事件を扱う通称“オクラ”は、警視庁内のあらゆる部署から無能や荒くれ者の烙印が押された、はみ出し者たちがが集う掃きだめのような場所。飛鷹や利己をはじめ個性豊かな刑事たちが、事件発生当時の捜査情報を基にしたわずかな手掛かりと、久々に届く情報提供で解決の糸口を探していく。 反町:スピード感のある脚本で面白いと感じました。“オクラ”メンバーとの会話はコメディー要素も多いので、楽しみながら演じていこうと思います。そして飛鷹は意外とおちゃめで、昭和の頑固おやじのようでありながら自分の信念を貫き通す強さも持ち合わせている人。振り幅が結構大きいので、そこも大事にしたいです。 杉野:利己はまだ明かされていないことが多い人物。最初にお話しを伺ったときは、これまでに演じたことがない人物だと思いました。こだわりが強い部分は共感できるのですが、タイパやコスパを重視するところや機械に強いところは全く理解できないです(笑)。 反町:多くの人に愛される作品になったらいいなと思っています。世代は違うけど何かいい男たちだなと思ってもらえたら。 杉野:そして僕ら以外のメンバーも個性的な方たちばかりなので、楽しんでいただきたいです。 ■杉野遥亮「反町さんの演技を間近で勉強できるのが本当に楽しみ」 ――杉野は本作が刑事ドラマ初出演。刑事ドラマを数多く経験している反町に極意を聞いてみると…。 反町:刑事ドラマはコメディーやシリアスなどいろいろ要素が入っているので、単純に見えて難しいんですよ。どうしても会話劇になってくると、俳優として面白くしようとする気持ちが生まれてきてしまいますが、その空気に流されずに、事件に関わるシリアスな部分は気を引き締めて演技をすることが大事。 芝居に緩急がついてこそより面白くなっていくというか…。今回も、大事な部分は男2人が真っ正面からぶつかり合って、メリハリをつけて演じようと思っています。 杉野:勉強になります! 今回、反町さんの演技を間近で勉強できるのが本当に楽しみで、刑事ドラマは初めてなのに、いい感じで肩の力が抜けているのは、反町さんが頼もしいから。この3カ月でたくさん成長したいです! 反町:刑事ドラマは独特なところもありますが、お互いに助け合いながらやっていくと楽しいはず。いい化学反応を起こしたいです。