5割の親が「子にスマホを持たせるのが早すぎた」と回答 スマホとSNS、それぞれ最適な年齢は?
1万人の親に調査した結果 フィンランドの携帯電話メーカーであるHMDが2024年7月に実施した調査によれば、親が子供に初めてスマートフォンを渡す平均年齢は11歳だが、多くの親がもっと待つべきだったと後悔していることがわかった。英紙「インディペンデント」が報じている。 英国や米国、インドやオーストラリアなど約1万人の親を対象にした同調査では回答者の54%が、子供のスマホ使用が大きな口論の原因になっており、65%は子供のスマホ利用がメンタルヘルスに悪影響を及ぼしていると考えている。そして、回答者の実に70%が、子供時代にスマートフォンがなかったおかげで家族との関わりが多かったと認めている。 英ドーセット州の学校で副校長を務めるアリソン・ウィンズボローは、「親が子供たちのスマホの利用を管理する必要がある」と語る。 「スマホが子供たちの実生活に支障をきたしているのを目の当たりにするのは残念なことです。たとえば、彼らはビーチにいても、SNS上でいまどこにいるかを知らせるために投稿し、その度に実世界から切り離されてしまいます。 彼らは常に、インターネットを通すことでしか自分の存在を確認できなくなっています」
COURRiER Japon