1軍復帰はいつ…?ファーム調整が続く主力投手(3)“大物”がまさかの2軍スタート
3月29日に開幕を迎えた2024年のプロ野球。幸先の良いスタートを切った選手がいる一方で、開幕からファームでの調整が続く選手もいる。特に主力投手が出遅れることは、チームの勝ち星にも大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、早期の復帰が望まれているチームの主力投手を紹介したい。
田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)
・投打:右投右打 ・身長/体重:188cm/97kg ・生年月日:1988年11月1日 ・経歴:駒大苫小牧高 ・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目 昨年10月に右肘のクリーニング手術を受けた田中将大。すでに実戦復帰しているが、開幕は二軍で迎えることになった。 2006年高校生ドラフト1巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。すると高卒1年目から28試合(186回1/3)を投げ、11勝7敗、防御率3.82をマーク。新人王を獲得するなど、早くから先発の柱になった。 2013年には24勝0敗1セーブ、防御率1.27という異次元の成績を残し、翌2014年からメジャーリーグの名門ニューヨーク・ヤンキースに入団。MLBの舞台でも6年連続2桁勝利を挙げた。 日米で確かな実績を残し、2021年に楽天へ復帰。しかし、同年は勝ち星に恵まれず、23試合の登板で4勝9敗、防御率3.01という成績に。 昨季はNPBで11年ぶりの開幕投手を務めたが、7勝11敗、防御率4.91と低調な数字に終わった。さらに、オフには右肘のクリーニング手術を敢行。 今季は2月中に実戦復帰を果たすも状態が上がらず、開幕二軍スタートが決定。さらに、4月には先発予定が白紙になるなど、復帰まではしばらく時間がかかる可能性がある。 日米通算200勝まで残り3勝と迫っているだけに、早めに一軍へ合流したいところだ。
ベースボールチャンネル編集部